短距離トラックドライバーってどんなお仕事?

働くトラック運転手の中には「長距離ドライバー」と「短距離ドライバー」がいます。長距離のトラックドライバーは1日に約600km~1000kmの距離を走行し、多くの荷物の輸送をします。一方、短距離のトラックドライバーも長距離のトラックドライバーと同じく荷物を輸送するのが主な仕事になりますが、トラックに乗っている時間や1日の流れが大きく異なります。短距離のトラックドライバーは長距離トラックドライバーと比べ、配達件数が少なくなります。1日の作業としては、早朝に配達区域の荷物を積み、時間に合わせて各住宅へ荷物を届けます。昼食をとった後は、集荷業務を行います。集荷した荷物を長距離トラックへ積み替えをし、引き継ぎなどを行い1日が終了します。

プライベートも充実!短距離ドライバーのメリット

短距離のトラックドライバーは一度に積む荷物の量が少ないため、中型もしくは小型のトラックで仕事をします。大型のトラックを運転することがないので大型免許が必要なく、中型免許か普通免許で仕事を始めることが可能なのです。トラックのドライバーとして仕事をしたいけど、大型トラックを運転する自信や、大型免許を取る自信がない方は、短距離のトラックドライバーから始められる方も多いです。

また短距離のトラックドライバーは、移動距離が短いので拘束時間も短くなります。高速道路を使用したり荷物を積む時間が早い場合は、早朝もしくは夜明け前から勤務することがありますが、ほとんどは日中で仕事を終了することが多いです。そのため、生活リズムが乱れることなく安心して働くことができます。最近のトラックドライバーの求人などでは、未経験者や女性でも安心してこなせる仕事内容の求人が多く掲載されています。

トラックドライバーの転職では、ドライバー経験者に限定している求人もあるため、応募するときには注意が必要です。